どうも、たっくんです。
昨日、今上映中の「老後の資金がありません!」を見てきたので、
その感想をシェアしようと思います。
この映画は、天海祐希さん主演の映画で、
ごく普通の家庭を持った主婦の天海さんが、
貯金をしてもしても、
お葬式やらなんやらで飛んで行き、
会社も首になり、
もう無理だーってなります。
しかし最終的に幸せになります。
いったいなぜ幸せになれたのか?
という、お金の価値観を変えてくれるストーリーになっています。
僕は、幸せになるための3つの価値観を、見事に叩きつけてきたな、と感じました。
僕らは、「金さえあれば幸せになれるんだ!」と信じています。
無宗教の人も、いわば「お金教」にかかっているとも言えますよね。
僕も含めてお金教です。
お金に振り回されています。
そんな、お金と幸せ、お金と幸福の関係を、
3つのメッセージで僕らに教えてくれているので、
そのメッセージとはなんなのか、
深掘りしていこうともいます。
お金のストレス、僕も結構あるんですけど、
だいぶ心が軽くなりました。
お金に興味がある人全員が見るべきだと思いましたね。
まず1つめは・・・
メッセージ1「自分以外の人間のためにお金を使うな!」
まず1つめはこれ。
もちろん大事な人にお金を使いたい!
と言うのは素晴らしいことですが、
今言ってるのは、
世間体を気にしてお金を払うなっていうことですね。
天海さん演じる主婦の篤子(アツコ)は、
老後に備えて貯金を頑張っていたのだけど、
義父の葬式でお金が飛ぶことに。
葬式ってすごい金かかるんですよね。まあピンキリなんだけど。
だから、篤子はできるだけ安いプランで葬式をしようとするのですが、
セールスマンに
「え?みんなこっちの高いプラン選びますよ?」
とかいう口車に乗せられ、
世間体も気にして高いプランを選んでしまいます。
そんなこんなでどんどん金がなくなっていくんです。
次第に世間体を気にしてお金を派手に使うことに意味があるのか?
という考えに、
家族みんなが向かっていくのですが、
これはマジで僕も共感しました。
世間体ってなんですかね?笑
と思っています。
昔の時代はある意味、
今みたいに変化も激しくなく、
ひとつの場所にとどまって、
一生涯暮らすライフスタイルが多かったので、
世間体を気にしないといけなかったのでしょう。
変な噂が流れて生きづらくなったら一生困りますからね。
でも今は違います。
世間体なんて気にしても、損するのは自分たちだけ。
万が一変な噂が流れたって、
引っ越せばいい話だし、
近所付き合いが希薄な都会だったら、
ほぼ世間体を気にするメリットはないですね。
メッセージ2「もっと自分のために金を使え!」
これはメッセージ1とつながる話ですけど、
みんなもっと自分のためにお金を使うべきなんです。
篤子はお金を貯めるばかりで、
限界を突破しているボロボロのカバンで毎日を過ごし、
寝室の電気のリモコンが壊れても
「無駄だから買わない」
という価値観でした。
なのにもかかわらず、
世間体、
つまり他人のために高い金額をはたくハメになっている。
もっと自分のためにお金使おうよ、
と思うんですよね。
こうして我慢我慢!
贅沢は敵!敵!
と、過度にお金を使わないことを善とする価値観。
にもかかわらず、世間体を気にして大金を失う。
それってなんかおかしくない?
それは本当に幸せなのかね?
ってことを、笑えるシーン盛り沢山で描いてくれています。
そう、クスクス笑えるシーンが超多いんですよ。
映画館でも、笑い声が絶えなかったです笑
見てる人の笑い声が聞こえることって、
意外とないので、
それも含めて楽しかったですね。
見てる人の年齢層高かったけど、
社会人になってる人なら誰でも楽しめる映画ですよ。
メッセージ3「お金を稼いでも幸せにはなれない」
さて、これまでのメッセージとは逆とも思えるメッセージがこれです。
ちょっとこれだけ書くと語弊があるので詳しく書きます。
このメッセージは映画内で明確に描かれているわけではないのですが、
僕が裏のメッセージとして感じたので紹介します。
お金を自分のために使うのが幸せなら、
お金をもっと稼いでブランド物を買いたい!!
欲しい物をなんでも手に入れられたらどんなに幸せだろうか!!
って考える人もいるはず。
僕もそうです笑
ですが、結局そういうのって幸せにはなれないんだよなー
という裏のメッセージを感じました。
ようするに、
物欲のためにお金を稼いでも幸せにはなれない
ということです。
なぜか?
物欲って、それを買って一度手に入れてしまったら、
喜びは消えてしまうからです。
常にもっと欲しい!もっと欲しい!状態です。
キリがないんですよ。
だからこそ、お金がなくても家族みんなで楽しく、幸せに生きようよ!
っていうところに今回の映画は落ち着きます。
しかし・・・
僕はちょっと考えが違くて、
お金を稼ぎながら、家族みんなで楽しく幸せに生きればいいんじゃない?
と思っています。
今はインターネットで仕組みを作れば誰でも不労所得を得られる時代ですし、
現実問題お金は必要です。
親の介護は?
お葬式は?
老後に賃貸だったら年金で賄えなくね?など。
そういう心配が出てきますよね。
だからこそ、お金は稼ぐ必要がある。
ただ、お金を稼ぐことを目的にしたり、お金を稼いでブランド物を買いまくったり、高級車を乗り回すとかそんなことをやっていると、いずれ必ず虚しくなります。
なんで虚しくなるかというと、買っても買っても、嬉しいのは買った瞬間だけで、それ以外の時間はずーーーっと満たされない気持ちが続くからです。
じゃあどうしたらいいのか?という僕の考えはこうです。
例えばネットビジネスをやるんであれば、
自分の使命感を持って、この人の人生を変えてあげたい。
その一心でビジネスをする。
その過程でお金が発生するだけで、別にお金を稼ぐことが目的ではない。
僕なんかはそうなんですが、
お金を稼ぐことを目的にしちゃうと、
ちょっとでも稼げなかった時に自分を責めるんです。
「なんで稼げないんだ!」ってね。
そんな気持ちだと、お客さんに価値を提供できなくなります。
金くれ金くれ精神じゃ無理ですから。
そうじゃなくて、
自分が使命感を持って、
まずお客さんに価値を提供する。
そうすると、勝手にお金は入ってきます。
なんでこんなに言うかっていうと、
人間は他者貢献すると満たされることがわかっているからです。
金や物欲よりも他者貢献を優先しながら、
結果的に金が入ってきて、
物欲も満たされる。
これがメンタル病まずに健全に生きれる思考だなって、
今回の映画を見てますます思いました。
という感じで、
感想は終わりにします。
ちなみに、映画のタイトルは優秀ですね。
「老後の資金ねえよな。。」ってことは、
誰もが薄々思っているじゃないですか。
こういう、
薄々思っていることを言葉にされると、
人は興味を持ちます。
これはビジネスの原則です。
僕はネットビジネスでメルマガ書いたり、
ブログ書いたりして収益を得てるので、
魅力的なタイトルの一例として、
脳内にしっかり吸収させてもらいました笑
少しでもお金の心配やストレスがある人は、
この映画をきっかけに、お金について見つめ直してみてはどうでしょう!
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